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執筆者の写真林田工務店 株式会社

マイホームのために地盤改良をする

#建築ウォッチ~新築工事4


前回実施した更地の地盤調査を行った結果が出ました。

地盤調査の結果、地盤を改良することになりました。


今回はRES-P工法で地盤改良です。

今回も少し文章が長くなりますがお付き合いください。


地盤改良


RES-P工法って何?

RES-P工法は、小規模な住宅向けの地盤改良工法で、「地盤とパイプの力、2つの力で支える」という特徴があります。

具体的には、細い鋼管を地盤に回転圧入し、地盤と鋼管の複合力で地盤を強化します。

まるで、地盤と鋼管が力を合わせて家を守っているようなイメージですね。

この2つの力とは、

  1. 地盤本来の力

  2. 鋼管の摩擦力と先端支持力

  3. 鋼管と地盤の複合作用で地盤密度を高める効果

の3つです。


これらの力によって、RES-P工法は従来の工法よりも低コストで施工でき、沈下量を抑えることができるのです。


RES-P工法のメリット

RES-P工法には、次のような嬉しいメリットがあります。

  • 費用を抑えられる: 従来の地盤改良工法に比べて、ぐっとお財布に優しい工法です。

  • 工期が短い: 早く新居に住み始めることができます。

  • 地盤の沈下を防ぐ: 地盤が沈むのをしっかりガードして、家が傾いたり、ひび割れたりするのを防ぎます。

  • 不同沈下を防ぐ: 地盤の一部分だけ沈む不同沈下も、RES-P工法ならしっかり防ぎます。

  • 液状化対策にも効果的: 地震などで地盤が液状化するのを防ぐ効果もあります。

  • 騒音・振動が少ない: 施工時の騒音や振動が少ないので、周辺環境にも優しい工法です。

  • 狭い場所でも施工できる: 比較的狭い場所でも施工できるので、土地選びの幅が広がります。

このように、RES-P工法は小規模住宅の地盤改良に最適な工法と言えます。


安心・安全の証

さらに、RES-P工法は、高品質の証である日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得した工法です。

1棟ごとに厳格な品質管理・施工管理を行っているので、安心して任せられます。





RES-P工法の施工の流れ

RES-P工法の施工の流れは、次のとおりです。

  1. 施工機本体の位置設定~パイプの建て込み

  2. 鉛直度調整

  3. 回転圧入

  4. 貫入深さ確認

専門業者が丁寧かつスピーディーに施工を行います。




地盤改良は、マイホームを建てる前に欠かせない大切な工程です。

RES-P工法で地盤を強くすることで、家が傾いたり、ひび割れたりするのを防ぎ、安心・安全な住まいを作ることができます。

次回は、地盤改良で強固な土台を作った上で、建物の骨格となる基礎工事についてご紹介します。

基礎工事は、建物の荷重を支える重要な役割を担っており、しっかりとした基礎工事を行うことで、家が長持ちするだけでなく、地震などの災害にも強くなります。


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