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思い出の襖を再利用(リフォーム)—住まいに息づく歴史

  • 執筆者の写真: 林田工務店 株式会社
    林田工務店 株式会社
  • 4月8日
  • 読了時間: 2分

こんにちは、林田工務店です。

リフォームや建て替えを検討する際、古い建具や素材をどうするか悩む方も多いのではないでしょうか。思い出の詰まった襖を生まれ変わった住まいで活かすという発想は、単なる材料の再利用以上に「家族の歴史を未来へつなぐ」特別な価値があります。

今回は、襖の再利用を活かしたリフォーム事例をご紹介します。


襖を活かした施工過程—鴨居・敷居を用いた再利用の詳細

以前お客様のお家を解体する際に「いつか再利用したい」という思いから襖は保存されていました。今回、その希望を叶える機会が訪れ、襖の再利用をテーマにしたリフォーム工事を実施しました。


Before

リフォーム前の状態では、鴨居や敷居がない状態です。


舞鶴 リフォーム 和室 



工事の流れ


  1. 鴨居と敷居の設置

    襖を活かすために、木枠を取り付けて建具の設置を可能にしました。


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  2. 壁の補修と設置

    襖周辺に壁を設け、空間を引き締めました。


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After

リフォーム後の仕上がりでは、襖と周辺の木枠が美しく調和した空間に生まれ変わり、お客様にも大変喜んでいただけました。


木工の技術を未来へ—減少する和室施工の現状

今回のリフォームでは「敷居」や「鴨居」、さらには「方立」を取り入れることで、和の魅力を最大限に引き出しました。

  • 敷居

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  • 鴨居


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  • 方立


    舞鶴でリフォーム 和室に 方立

現在、大工職人の減少や和室の施工機会が少なくなり、伝統的な技術を活かす場が減ってきています。今回の施工を通して、住まう方や訪れる方に和室の良さを少しでも実感していただければ嬉しいです。和の空間が日々の暮らしに心地よいひとときをもたらすきっかけになれば幸いです。


まとめ: 襖の再利用で和を未来に伝える

襖や伝統的な建具の再利用は、環境に優しい選択であると同時に、家族の思い出を受け継ぐ特別な価値を生み出します。

林田工務店では、こうした日本の技術を守りながらのリフォームもお手伝いしております。

「和の魅力を未来に残したい」とお考えの方は、ぜひご相談ください。

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